こんにちは!佐藤です。
先日、大事な知人からメールを頂きました。
たまたま見つかった癌の摘出手術を終えて、一時退院したとの事でした。
抗癌剤による治療を開始するか、代替療法に切り替えるか迷っていると。
そしてしばらくは恐怖で打ちのめされそうだと書いてありました。
転移や再発は誰も予測が出来ません。
そして自然療法や代替療法などは効果のある方もいれば、残念ながらそうでない方もいらっしゃるのが現実です。
でも何もしないより効果があると私は思っています。
そして再発せずに元気でいらっしゃる患者さまはやはり、明るく前向きで人生に対して感謝をしている方が多いような気が致します。
癌は意識の問題だ、とおっしゃる方も居ますが、私にはわかりません。
ただ、「大丈夫だよ!」とか、もう十分頑張っている方に「頑張って!」とか、軽々しく言う事は私には出来ません。
お釈迦様が説いた「慈悲」の心とは、人間の弱さ、ネガティブな深い闇の部分もしっかりと認めて、その人の全部をありのまま、全て受け入れようとする心、だそうです。
憐れんだり、同情したり、なぐさめるのではなく、ただ静かに同じ痛みを分かち合うこと。
日々、お客さまや患者さまに対して、こころの部分で私が出来る事はこれしかないような気がします。
大事な知人には、こちらを一緒にシェアさせて頂きたいと思います。
スティーブ・ジョブズ、スタンフォード大学の祝辞にて。
君たちの時間は限られている。
だから、誰かの人生を生きることで
独断的な意見に惑わされ、誰かの思
誰かの意見に自分自身の声をか
そして最も重要なことは、自分の心と直観
心と直観はなぜだか、君が本当
それ以外のこと
自分の与えられた環境に感謝して、今一時を大切に生きなければ。
いつも大切な事を思い出させてくれるお客さまや患者さま、知人に頭を垂れる思いでいます。