こんにちは。佐藤です。
先日まで宮城県石巻市へ医療ボランティアとして参加しておりました。
私が伺ったのは石巻市北側内陸寄りの小学校の体育館を利用した避難所です。
避難しているのは沿岸部の南三陸町や東松原市など大きな被害を受けた地域の方々。
震災から約3ヶ月。
避難所では仮設住宅・自宅などへの移動が進んでいます。
家を無くしたり、家族を亡くされたり、皆さんそれぞれに今回の震災の強烈なトラウマを持っています。
プライバシーのない集団生活、避難所での生活。
今後の生活の不安。
震災時に受けた大きなショック。
表面上は出さなくても皆さんのストレスは既にピークに達していて、そのピークがずっと続いています。
とても想像出来ない強烈な体験の前では、ただお話を聴く事しか出来ません。
「メンタルケア」
今回の様な大きなショックを受けた方々に対して、簡単に口に出すのはとても失礼だと感じました。
大震災を前に人間の、そして私自身の無力さを痛感しました。
でも希望は忘れずにいたいですね。
そしてこれからも微力ですが、私に出来る事は行動していこうと思っています。
「あきちゃん、もう帰っちゃうの?」
とても中途半端な感じで去る自分が情けなかったですね。
次回はもう少し期間を長くして行こうと思っております。
写真は石巻市に入っている自衛隊の方々が設置した共同のお風呂です。
避難所の皆さんと入りに行ってきました。
温かいお風呂はやっぱりホッと一息出来るようでした。
今回一緒に行動したチームのみんなと。
函館、山口、熊本、京都、福岡・・・
全国から想いを同じにした仲間が集まっています。
チームのみんなと活動を支える有意の団体の皆様には大変お世話になりました。
心より御礼申し上げます。