天気さえも何か気がつくこともないまま、何日過ごしてきただろうか。
久しぶりに空を見る。
いたずらなほどに快晴だった。
日の光がこんなに眩しいと感じたのは初めてだ。
希望が閃いてきそうな青空の下うんと背伸びをする。
うん。生きる希望が湧いてきた。
涙は尽きないけれど、進もう。
3月11日の大震災から、約3ヵ月の日が流れました。
あれから世界の流れも人々の意識も大きく変化しています。
あれだけの大災害でありながら、同じ日本という国に居ながら、距離が離れていたり他のニュースに紛れて、どうしても遠ざかってしまう震災地への想い。
いつも私に優しく接してくれた旦那様とお孫さんを亡くされた方は「思い出すと泣いちゃうからあまり話さないの。」と言っていました。
津波に流されて奇跡的に命を取りとめた方は、今でもお風呂で頭にお湯をかける時その時の恐怖が蘇ると言っていました。
気丈に振舞うおばあさまは「生まれて初めて白髪になっちゃたのよ。しばらくは何も考えられなかったの。」と言っていました。
自衛隊風呂まで送ってくれたバスのお姉さんは「今でも夢じゃないかって起きるの。でもこれが現実なのよね。」と言っていました。
涙が尽きることはありません。
その時の恐怖が悲しみが薄れることは今だありません。
でも、それでも、前に進んで行かなくては。
涙が流れても。
現地の方々はそう、教えてくれた様な気がしています。
冒頭の小さな物語は、ツイッターから生まれたお話です。
こちらの収益はすべて今回の震災の義援金として寄付されます。
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持続可能で人々が安心して生きられる社会、
人々が地球に生きる喜びで満たされる社会の仕組み作りを目指す、
意識の変革が起こっています。
そのための取り組みを行うNPOなどの組織、
個人で奮闘している方々、
有名無名関係なく、
世界中に何十万もあり、
地上のきら星のように希望を輝かせています。
自然と調和した農業技術が次々と実りをもたらし、
自然エネルギーの技術が大きな進展を見せ、
生物多様性を保全する具体的な方策が科学的に見出されています。
そして地上を楽園として生きてきた先住民文化が再発見され、
一人一人の個性や価値観を尊重しながら
ともに生きる術を私達は身に付けつつあります。
私達は、暗いニュースに意識の焦点を当てたり、
悲観的な状況などないかのように無関心を装うことも出来ますが、
そうした現実はありのままに認めながら、
自らの内にある希望に
エネルギーをそそぐことも出来ます。
ブログで繋がっている皆様は
今ある現実をしっかりと捉えながら、世界と地球に希望を見出し
それを拡げていこうとなさっている宇宙の輝きです。
一人一人の輝きを合わせて、
さらに多くの愛ある人達と繋がって、
大きな輝きとなって拡がりたいですね。
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